映画ストロングワールドにて登場した、
大海賊”金獅子のシキ”
原作へ登場する映画キャラクターは珍しいですが、
金獅子のシキに関しては、過去編でたびたび原作へも登場しています。
果たして、原作への再登場は有るのでしょうか、過去編のおさらいもかねて紹介、考察していきましょう。
金獅子のシキ
出典:尾田栄一郎/集英社
プロフィール
名前:シキ
通称:”金獅子のシキ”
所属:元⇒ロックス海賊団 現⇒金獅子海賊団―提督
出身地:???
悪魔の実:フワフワの実(超人系)
愛刀:『桜十(おうとう)』,『木枯し(こがらし)』※位列不明
誕生日:3月20日(声:竹中直人の誕生日)
笑い方:「ジハハハハ」
身体の特徴
①頭に舵輪が刺さっている
②刀が脚の代わりになっている
シキの過去
シキは、海賊王『ゴールドロジャー』の永遠のライバルとして描かれている。
海賊は”海の支配者”とするシキに対して、”自由”こそが海賊というロジャー
2人は大海賊として対立していたが、かの大海賊時代を共に生きていた。
元ロックス海賊団の一員
出典:尾田栄一郎/集英社
ロックス海賊団のメンバー
船長:ロックス・D・ジーベック
・エドワード・ニューゲート”白ひげ”
・シャーロット・リンリン”ビッグ・マム”
・シキ”金獅子のシキ”
・キャプテン・ジョン
・王直(おうちょく)
・銀斧(ぎんぷ)
・バッキンガム・ステューシー
・グロリオーサ”ニョン婆”
・カイドウ
※38年前に西の海で発生した”ゴッドバレー事件”時の情報。
エッドウォーの海戦
出典:尾田栄一郎/集英社
27年前に新世界”エッド・ウォー沖”にて発生した戦。
『ゴールドロジャー海賊団』VS『金獅子海賊大艦隊』
後に”エッド・ウォーの海戦”と名付けられる。
数十隻率いる金獅子大艦隊に対して、ロジャー海賊団は一隻。
絶体絶命と思われたが、突如荒れ狂う天候により、金獅子大艦隊の半分が海に沈んだ。
又、このときにシキに起きた※不慮の事故により、ロジャー海賊団は戦場を突破した。
※不慮の事故:この事故で舵輪がジキの頭に刺さった。驚きの生命力である。
マリンフォードにてガープ&センゴクと決闘
出典:尾田栄一郎/集英社
エッドウォーの海戦より2年が経過した頃
ゴールドロジャー海賊団は、偉大なる航路(グランドライン)を制覇し、
海賊王と呼ばれるようになった。
そこから更に1年後、”海賊王逮捕”のニュースが世間を驚かせる。
そのニュースを聞いた金獅子は、怒り狂い、
1人で海軍要塞マリンフォードへ乗り込んだ。
ロジャーが自首したことを知らないシキは、実力で海軍に敗北したと思ったのだろう。
そこで海兵たちを無残に倒し、若かりし頃のガープとセンゴクが現れた。
3人の戦いは、マリンフォードの町を半壊させ決着。
金獅子のシキは、インペルダウンへ投獄された。
インペルダウンへ投獄
出典:尾田栄一郎/集英社
マリンフォードにてガープ&センゴクに敗北した金獅子のシキは、
インペルダウンの※”LEVEL6”へ投獄される。
ロジャーの処刑より2年後。
海楼石の足かせごと自らの両足を切断し脱獄に成功。
大監獄インペルダウンからの脱走者はシキが初めてとなった。
ここから20年の月日が経ち、映画『FIRM―STRONG WORLD- 』へ繋がる。
フワフワの実は覚醒していた??
出典:尾田栄一郎/集英社
金獅子のシキが食べた悪魔の実は超人系”フワフワの実”。
そして、悪魔の実には
”覚醒”という上のステージが存在し、心身が能力に追いついたときに現れる。
つまり、能力に熟練した強者程”覚醒”している可能性は高い。
実は、フワフワの実も覚醒していた可能性が高いと考えられる。
超人系の悪魔の実の覚醒効果は以下の通り。
フワフワの実は、自分以外の生物には適用できないが、物に対しては能力を発揮できる。
映画でも、海や雪、砂、船等を自在に操ることができていることからも、覚醒の効果にマッチしている。
かつてロックス海賊団に所属し、
ゴールドロジャーと渡り合っていた実力者である金獅子のシキなら能力が覚醒していてもおかしくはない。
独特な戦闘スタイル
映画では、持ち前のフワフワの実の能力により、土や雪、海水までもを操り麦わらの一味を苦しめた。
脚代わりになっている名刀「桜十・木枯し」から繰り出される鎌風は、
CP(サイファーポール)の嵐脚(ランキャク)を連想させる。
シキの名前の由来
シキの名前の由来について考えてみました。
シキ=”四季”から来ているのではないかと考えています。
その根拠は、映画ストロングワールドの島々が四季折々で表現されているという事。
ルフィ、ナミ⇒夏
出典:尾田栄一郎/集英社
ゾロ、チョッパー⇒冬
出典:尾田栄一郎/集英社
サンジ、ウソップ⇒春
出典:尾田栄一郎/集英社
フランキー、ロビン、ブルック⇒秋
出典:尾田栄一郎/集英社
もう1つの根拠は、シキの武器や技
義足代わりの2本の名刀の名前は、
桜十⇒(春)
木枯し⇒(秋)
そして、映画で使用した技は、
獅子威し“地巻き”(ししおどし“ちまき”)
⇒地面を複数の獅子の形に変えて、岩の柱に相手を閉じ込める技⇒(夏)
獅子威し“御所地巻き”(ししおどし“ごしょちまき”)
⇒大量の雪を複数の獅子の形に変え、攻撃する技⇒(冬)
以上の理由から
シキ=四季から来ているのではないかと勝手に考察してみました。
金獅子のシキは再登場する??
出典:尾田栄一郎/集英社
さて、金獅子のシキは原作へ再登場するのでしょうか。
筆者は再登場の可能性が高いと思っています。
その理由は、
エルバフ編の冥界で登場した動物達が映画ストロングワールドにも登場していたこと。
結果、金獅子のシキは、エルバフにも訪れたことがある可能性が非常に高くなりました。
他にもエルバフとの繋がりが描かれる可能性が高いと思っています。
詳しくは、以下の記事で紹介しております。
シキは、ワノ国”黒炭家”出身??
出典:尾田栄一郎/集英社
出身地が明かされていない金獅子のシキですが
ワノ国出身ではないかと思っています。
その理由はワノ国編で描かれた”黒炭ひぐらし”に関わるエピソード。
出典:尾田栄一郎/集英社
”黒炭ひぐらし”はワノ国の大名『黒炭家』の怪しげなババアとして登場しました。
『黒炭家』は、”カン十朗”や”黒炭オロチ”が有名ですね。
悪魔の実の能力者であり、あの※”マネマネの実”を使いこなし、ワノ国をかき乱していました。
能力で変身した姿の1人に若かりし頃の”金獅子のシキ”の姿があったのです。
変身するには、その人物に触れることが条件であるため、
ワノ国で金獅子のシキに接触していた可能性が非常に高いことがわかります。
もしかすると、金獅子のシキも黒炭家の一員だった。なんてことも考えられるかもしれません。
もう1つの要因として、金獅子のシキの服装です。
日本文化の1つである”袴”を着用しており、日本をモデルにしたワノ国との繋がりを強く感じさせます。
以上の理由から、金獅子のシキがワノ国出身である可能性が十分にあると考えられます。
まとめ
まとめ
・エルバフ編の冥界で登場した動物達が映画ストロングワールドにも
登場していたことから再登場の可能性は高い。
・黒炭ひぐらしとの関係や服装からもワノ国出身の可能性が高い。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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